最近、出産や授乳、加齢に伴いバストダウンや垂れ胸に悩む女性が増えているそうです。
そしてその対策としてバストのリフトアップやシェイプアップが推薦されています。ここでは、バストの上方向に持ち上げることをリフトアップ、バストの形を整えて綺麗に見せることをシェイプアップと呼びます。
シェイプアップやリフトアップと言われてもしっくりこない方、どう取り組めばよいのか分からない方、実際に取り組んでもあまり効果を実感できていない方が多いようです。
今回はそんな皆さんの為に、バスト周りの脂肪を引き寄せて持ち上げる事でリフトアップを図る育乳方法を紹介します。
バスト以外の部位の贅肉の除去にも繋がるので、脇肉の除去やサイドをすっきりと魅せる事にも繋がるでしょう。
これによって更にバストを強調させられるので、シェイプアップにも大きな効果を期待できます。
バストの引き寄せによるリフトアップ&シェイプアップ
現代の日本では、バストダウンや垂れ胸を防ぐ為の方法やノウハウが出回っていますが、難易度が高かったり継続できなかったり、効果を実感できなかったりする場合が殆どです。
その大きな理由は、バストを大きく成長させる事にフォーカスされていて、バストを大きくさせるには時間が掛かり、結果が現れる前に辞めてしまう方が多いからです。
バストの上方向に持ち上げるリフトアップやバストの形を整えて綺麗に見せるシェイプアップは、バストの脂肪量を増加させずにバストを大きく美しくする事が可能です。
バストそのものを成長させる事に比べると難易度は低く、短期~中期的な取り組みで効果を実感できるメリットがあります。
バストの脂肪と脇下の贅肉の境界線はハッキリしていません。
「バストの脂肪は欲しい、でも脇肉はいらない・・」と感じるわがままな女性には、バストのリフトアップとシェイプアップを強くお勧めします。
脇肉を含むバスト周りの脂肪を内側に引き寄せて持ち上げる事で、育乳ができるからです。
バストのボリュームが多くなるのでバストアップは勿論、脇肉の除去にも効果があり、身体のサイドラインがすっきりとします。
バストがより強調されやすくなるので、プロポーションやスタイルの改善にも直結します。
バストを引き寄せてリフトアップ&シェイプアップさせる方法は?
筋トレやエクササイズリフトアップ&シェイプアップ!!
筋トレやエクササイズはバストを引き寄せて持ち上げるバストアップに一番有効な手段です。
バストの底にある大胸筋や小胸筋などの筋肉グループを鍛える事ができるからです。
バストの脂肪はベース部分の筋肉と繋がっていて、筋肉が強化されると、筋肉が外側や下方向に垂れている脂肪を内側へ、上方向へ持ち上げてくれます。
バストの脂肪を自ら動かす事はできませんが、バストのベース部分の筋肉を収縮させる事で、バストの脂肪の位置の修正が可能です。
その為、筋トレやエクササイズによって筋力が高まると、垂れ胸やバストダウンを防止してバストアップを図るだけでなく、バストのシェイプアップやリフトアップにも有効なのです。
補正ブラを賢く利用してリフトアップ&シェイプアップ!!
補正ブラジャーなどの補正下着は、バストのリフトアップやシェイプアップに有効活用できます。
補正下着に抵抗を感じる方もいるようですが、現代の補正下着は形や色などバリエーションも豊富でで工夫が凝らされている為、通常のブラジャーと殆ど変わらぬ見た目で、装着も快適です。
バストを手で持ち上げて寄せると、どんな方でも理想的なバストに大幅に近づきますよね。
補正ブラジャーを装着すると、手を使わずにこの状態を作り出してくれますので、簡単にバストを綺麗に魅せられます。
筋トレやエクササイズは中期~長期的に取り組む必要がありますが、補正ブラジャーは装着するだけで、理想的な仕上がりにしてくれます。
また、補正ブラジャーを日常的に装着する事で、バストの位置を修正できるメリットもあります。
歯の矯正で歯並びを修正するように、バストの位置や型作りに大いに貢献してくれるでしょう。
補正下着の補修効果の学術的視点
サイズの小さなバストにコンプレックスを感じる方がいますが、大きなバストも簡単に垂れてしまい、悩みの種でもあります。
バストのポジションを重力に逆らってキープする事は簡単ではありません。
1990年に発表された大矢愛美さんの論文によると、バストの上部は下部の約3倍、バストの内側は外側の約1.3倍動き易くできているそうです。
その為、バストは柔らかく動きやすく、自由自在に形づけられ、ブラジャーを含めた衣類の影響がバストの形に大きな影響を与えると説明されています。
体型の流行と胸部のファンデーションについて、大分県立芸術文化短期大学、大矢愛美Link
つまり、補正下着を利用して、身体の外側から圧を加える事で、バストの位置は比較的簡単に修正できるのです!
また、通常人間の身体は外から圧が加わると、その締めつけ感によって圧迫感を感じます。
しかし、バストはヒップや太もも、お腹周りなどの部位と比較して圧に違和感を感じにくいため、補正下着の圧は不快になりません。
日本家政学会の研究も、バストが圧感覚に強い耐性がある事を示しています。
(社)日本家政学会、快適な補正用下着設計のための提案、圧感覚と被服圧からのアプローチ、信州大学、横山 綾香、三野 たまきLink
お腹に圧を加えると「苦しい」と感じ易く、その主な理由は内臓が圧迫させるからです。
お腹の脂肪と筋肉の内側は内臓で、腹部の圧迫は、内臓に直接加わります。
一方でバストの奥底には大胸筋があり、その内側には肋骨があります。
心臓などの臓器を守る為、24本の肋骨がケージ状になっていて、バストを圧迫しても、内臓には圧が掛かりません。
骨や筋肉、脂肪は圧を加えてもなかなか違和感を感じる事はないので、バスト補修の為にバスト周りに圧を掛けても「着心地が悪くなる」事があまりないのです。
このように、人間の身体の解剖学的視点からも、補正下着にの圧は着心地に悪影響を及ぼすことが無い事を立証できます。
補正ブラジャーはバストを理想的な形に整え、理想的な位置に補修する為に計算された圧をバストに加えられます!
バストとのリフトアップとシェイプアップの為に意識したいポイントは?
バスト回りの筋肉を収縮させてバスト周りの脂肪を引き寄せて持ち上げる意識を常に持って日常生活を送ると良いでしょう!
自然と大胸筋やバスト回りの筋肉が軽く収縮した状態になるはずですので、バスト補修効果を期待できます。
補正下着を着用していれば、自分で意識する事なくても理想的な位置にバストを補修してくれますが、着用していない時などは、自分で意識する事でバストをあるべき位置にセットできるように心掛けてください。
始めのうちは難しいかもしれませんが、コツを掴めば違和感なく長時間でも実行可能になるでしょう。
最後に/まとめ
今回はバストを引き寄せて持ち上げる事によるリフトアップやシェイプアップのメカニズムや方法を紹介しました。
脇肉の除去によって脇下をスッキリとさせられるメリットもあるので、バストをより強調させられます。
バストを大きく成長させるバストアップ法と比較すると、短期的に大きな効果を期待できるメリットもあります。
理想的なバストに向けて、筋トレやエクササイズでバストの内側からの取り組みに加え、補正ブラジャー等を利用する事で、バストの外側からも理想的なバストの位置を定着させる事をお勧めします。
より効果的で、賢くバストのリフトアップやシェイプアップに取り組めるので、より短期的に効果を実感できるでしょう。