胸が垂れてしまう、ブラトップとの上手な付き合い方

「ブラの締め付けや、ワイヤーが苦手」という女性にとって、今では手放せないアイテムになっているカップ付きキャミソールやタンクトップの「ブラトップ」
でも楽チンで身体にストレスがない反面、胸が垂れるという心配や不安も。
胸の垂れを少しでも抑えるために、ブラトップとの上手な付き合い方を教えます。

なぜブラトップだとバストが垂れるの?

やはり1番の原因はワイヤー入りの通常のブラに比べ、バストを支える力が弱いこと。
胸が支えられていないと、バストが揺れて胸が垂れてしまうと考えられるでしょう。

加齢による身体の変化をサポートできない

女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」の分泌が減ってしまうことなど、
胸が垂れていくことは、ある日突然の変化ではなく20歳頃から少しずつ確実に起きてしまっています。

その経緯の中で、バスト全体を固定していないブラトップを着用することは、胸の垂れをどんどんと加速させているといえます。

日常生活で揺れ動くバストを支えられない

外出時は仕事中など、日常生活でバストは常に揺れ動いています。
この揺れにより、胸には乳腺を筋肉や皮膚につなぐことでバストを支えてくれているクーパー靭帯を損傷しやすくなるのです。

そして、このクーパー靭帯が切れてしまうと胸はどんどんと垂れていきます。
通常のブラなら、バストをしっかり支え固定することができるから、揺れを最小限に防ぐことができるけど、
バストを支える力が弱いブラトップでは、その揺れはダイレクトにクーパー靭帯に伝わってしまうのです。

注意すべき点は?

ではこの原因を踏まえた上で、ブラトップを着用する上での注意すべきはどういった点でしょうか?

サイズ選び

バストが動く、揺れることが胸が垂れる原因ですが、ブラのサイズが合っていなければ、
ブラの中でバストは動いてしまうことに。
通常のブラ選びでもこのサイズが原因で、胸の垂れの原因になってしまいます。

でも、ブラトップは一般的に「S、M、L、XL」など、
通常のブラのようにアンダーとトップのサイズが分かれたサイズ展開にはなっていません。
どうしてもぴったりと身体に合うサイズを選ぶことが難しくなってしまうのです。

だから、このブランドとこだわらず、様々な種類のブラトップを試着して、
もっともしっくりとあなたの身体に合うものを探しましょう。
これだけでも、胸の垂れの進行は大きく違ってくることに!

着用が向かないシーンでの着用は避ける

ブラトップを着用してはいけないシーンに注意することお大事。
ブラトップの着用がもっとも向かないシーンはこの2つ!

睡眠時

人生の3分の1の時間出る睡眠時間
その就寝時にバストをしっかり固定しておかないとバストは上下左右重力がかかった状態。
そんな時にバストを支えられないブラトップの着用は要注意!!
「胸が垂れる」「胸が離れる」「左右の胸の形が悪くなる」ことに。

運動時

そして、バストが大きく揺れ動く激しい運動ももちろんNG×
身体を大きく動かしてもを窮屈では無いし、ノーブラのような感覚は快適な運動を実現してくれるから、ついつい着用したくなりますね。

でも、ブラトップは補正力と安定感に欠けるので、走ったりジャンプをするなどの激しい運動を行うときは
ブラトップでは、胸を支えきれずクーパー靭帯が胸の揺れに耐え切れず切れてしまう恐れが・・・。

ブラトップとの上手な付き合い方

ブラトップの良い部分だけでなく、バストにとっての悪い部分も見えてくれば、
ブラトップとの上手な付き合い方が自然とわかってきたのではないでしょうか?

通常のブラと上手く併用する

結論から言うと、ブラトップは「時々、リラックスのために使う」のがもっとも適しています。

外出から帰ってきて寝るまでのリラックスタイムや、外出しない休日などに着るのは問題ないでしょう◎
室内ではあまり激しい動きも無く、胸が揺れてバストに負担になることも少ないから安心して着用ができます。。

逆に外出やオフィスワークではバストが垂れないように通樹のブラジャーでしっかり固定して、バストを支えてあげましょう。
そして、睡眠時はナイトブラ運動時はスポーツブラ、とこのように1日を通してバストを大事に扱っていってください。

理想はブラトップを使用しないこと

ブラトップとの上手な付き合い方を紹介しましたが、あくまで上手な付き合い方であって、
ブラトップの着用をおすすめするものではありません。

やはり常に通常のブラでバストを常にしっかりと支えてあげることが、胸の垂れを防ぐ1番の秘訣!
リラックスできるブラトップは知らず知らずのうちに猫背になっていたり、
あまりの楽ちんさに後ろ姿になんとなく緊張感がなくなってしまうもの。

ブラトップ着用時は少なからず胸が垂れる原因、という意識を持つことが、何より大事といえるでしょう!

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