夜、お風呂に行く前にブラジャーを外すと「なんだかブラの跡がついている…」と思うことはありませんか?
なかなかブラの跡が消えないと、「もしかして太ったのかな?」「ブラジャーが合っていないのかな?」など心配になりますよね。
今回はブラジャーの跡が消えない5つの原因と3つの対処方法について紹介します。ブラの跡が消えないことで悩んでいる方は、自分に当てはまる原因はどれか、チェックしてみてくださいね。
ブラの跡が消えない5つの原因
着用時間が長く、ほとんど毎日使用するブラジャー。ブラジャーを外すと、二の腕の下や背中、下胸のところにブラの跡がついてしまっている人も多いのではないでしょうか。
「ブラがずれたのかな?」と放っておいたら、次の日もその次の日も跡がついて、最後には「ブラを外していても跡が消えない!」なんてことも。なぜブラの跡がついてしまうのか、気になりますよね。
実は、ブラジャーの跡が消えないのには5つの原因があるのです。あなたに当てはまるものはどれかチェックしてみてくださいね。
1.ブラジャーが消耗している
あなたは、どれくらいの期間同じブラジャーを使用していますか?「お気に入りのブラだから、もう2年くらい使っている」「ちょっと伸びてしまったけど、まだ使える…ともう3年くらい使ってる」など、長く同じブラジャーを使用していることってありますよね。
洗濯方法や手入れの仕方にもよりますが、長い期間使用することでブラジャーは「消耗」していきます。ブラジャーが消耗してくると、本来の正しい位置で安定しなくなります。本来の位置ではないところでブラジャーが止まることで、身体が圧迫されて、跡がついてしまうんです。
では、「ブラジャーの消耗はどうやって見分けるの?」と疑問のあなた。ブラが消耗しているのかチェックする4つの確認ポイントをご紹介します。
ブラジャーの消耗確認方法
- アンダーが伸びている
- ワイヤーの形が変形している
- カップ部分にシワができている
- ストラップが伸びている
以上の4点に当てはまる場合は、ブラジャーが消耗している可能性があります。あなたのブラジャーは、問題ないのかチェックしてみてくださいね。
2.アンダーバストのサイズが合っていない
胸の下と背中に跡がついてしまう人は、アンダーバストのサイズがあっていない可能性大。また、背中の部分に跡が残っている場合は、アンダーバストのサイズがあっていないだけではなく、ブラの形も合っていないことも。
「最近太ってしまって、背中にお肉がついてきた…」「なんだか胸の下がきつい」と感じている人は、アンダーサイズを調節する必要があります。
正しいアンダーの位置は「胸とお腹の境目」です。間違ったアンダーの位置に合わせたブラジャーを着用してしまっている人は、締め付けて血行を悪くしてしまっています。
あなたは、自分の正しいアンダーのサイズを知っていますか?自信のない人は、下着を扱っているお店で正しいアンダーの位置を測ってもらいましょう。
3.カップの形・ワイヤーが合っていない
最近では様々な形のブラジャーが販売されています。カップの形やワイヤーの有無など、多種多様なブラジャーがあるので、「何が違うのかな?」と悩んでしまいますよね。「1/2カップ」と「3/4カップ」の違いが分からないという人も多いのではないでしょうか。
そのため、自分の胸にはどの形が合うのか分からず、デザインだけで選んでしまうことも。しかし、同じカップサイズでも、人によってバストの形は異なります。また、カップの形やワイヤーの太さ・きつさはメーカーによっても違うんですよ。
新しいブラをつけたときに「いつものブラと違ってカップが浅いから、胸が溢れてしまう」「同じサイズなのに、アンダーがきつい気がする…」と感じながらもそのまま使っていませんか?自分の胸に合ったカップの形・ワイヤーを選んでいないことは、ブラジャーの跡がつく原因になるので要注意です。
4.ブラジャーのサイズが合っていない
あなたのブラジャーのサイズは、絶対にあっているという自信はありますか?間違ったサイズのブラジャーをつけていることが、ブラジャーの跡がつく原因の1つになります。
店頭でブラジャーを購入するとき、店員さんに測ってもらうのが恥ずかしかったり、フィッティングが面倒でいつものサイズで購入することもありますよね。また、インターネットでもブラジャーの購入ができるので、一度も身につけることなく購入することも。そのため、自分に合っている正しいサイズなのかどうかを知らないまま、つけている方が多くなっています。
「ブラジャーが少しきついと感じる」「ブラジャーが上にずり上がってくる」という状態のまま装着しているあなた。また、試着をせずに購入しているあなた。
ブラごとに微妙にサイズが違うため、一つ一つ試着をしてサイズを試す必要があることを覚えておきましょう。
5.身体がむくんでいる
ブラジャーの跡がついてしまう原因は、ブラジャーではないことも。
1日の終わりに近づくと、少しずつ現れる「むくみ」。普段から、むくみやすい体質に悩む方は多いですよね。
実は、バストのむくみが原因で跡がついてしまうことも多いんです。
「脚のむくみはよく聞くけど、バストもむくむの?」と思われたあなた。身体の胴体部は、アンダーバストで支えています。脚に比べると、体全体を支えている部位ではないため、自覚するようなむくみを感じることは少ないですが、バストもむくむんですよ。
脚のむくみが原因で、靴下の跡がつくように、胴体のむくみもブラジャーの跡がつく原因になってしまうのです。
また、女性はホルモンバランスや生理周期によって、バストのサイズやハリが変化します。胸のサイズの変化によって、ブラジャーの跡がつく原因になっていることもあるんですよ。
ブラの跡が消えない人におすすめの3つの対処方法
なかなか、ブラジャーの跡が消えなくてお困りのあなた。上記で紹介した5つのチェック項目で、当てはまっているものはありましたか?
「毎日、つけるものだから、跡がついても仕方ないのかな?」と諦めるのではなく、原因別の対処法を試してみましょう。
次に、ブラジャーの跡がつきにくくなる、3つの対処方法を紹介します。
1.正しいサイズのブラジャーをつける
自分に合ったブラジャーのサイズを、勘違いしている方は意外と多いんです。自分の合ったブラジャーをつけることは、ブラジャーの跡が残りにくくなるだけではく、きれいなバストを保つことにも繋がります。
バストのサイズチェックは、一度したチェックすると次は「前のサイズでいいかな」と測らずに決めてしまうことも。ですが、いつも正しいサイズのブラジャーをつけるためには、ブラを買い替える度にサイズチェックすることがおすすめです。こまめなサイズチェックで、常に自分に合ったブラジャーを選ぶようにしましょう。
また、メーカーやブランドによって、着け心地やサイズも違ってきます。購入時は、少し面倒に感じるかもしれませんが、なるべくフィッティングをしてくださいね。
胸元をきれいに見せてくれるブラジャーが、あなたにぴったり合うサイズのブラジャーですよ♡
2.体質に合わせたブラジャーをつける
バストは、年齢や季節の変化など、体型や体質の変化を感じやすいパーツです。ブラジャーは肌に密着しているため、体型や体質が変化すると、着け心地にも変化が生まれます。
自分の体質に合うブラジャーを見つけるためには、まずは試してみるのがおすすめです。今は、肌ざわりの優しい素材のブラジャーやノンワイヤーブラジャーなど、様々な種類があるので自分に合うものを見つけやすいですよ。
「昼間は胸をしっかり守ってくれるフルカップ、夜はノンワイヤーのナイトブラでリラックスして過ごす」など、シーンに合わせてブラジャーを変えてみるのもいいでしょう。
体質に合う・合わないは、試着をして見つけてみてくださいね。今の自分の身体と向き合い、実際に試すことで満足のいくブラジャーを見つけることにつながり、バストが感じる不快感からも解放してくれますよ。
3.消耗したブラジャーは買い換える
ブラジャーは下着のため、自分でも頻繁に見えるものではありません。ずっと目に付くものではないこともあって、なかなか買い替えをしないということもありますよね。
しかし、ブラジャーの跡がついて消えない場合は、ブラジャーと体からのサインです!消耗したブラジャーは、購入時とは装着後の位置が変わってしまい、ブラジャー本来の力を発揮できず、跡がのこる原因にもつながります。
前項で紹介した、消耗したブラジャーの項目に当てはまるものを使っている場合は、買い換えるのがおすすめです。装着前や洗濯時など、ブラジャーの消耗具合をこまめにチェックしてみましょう。
また、ブラジャーの消耗は洗濯方法によって防止することもできます。手洗いをしたり、ネットに入れて洗濯することで、ブラの消耗を防止して長く使いましょう。
もうブラの跡が消えないなんて、悩まない
今回は、ブラジャーの跡が消えない5つの原因と対処方法をご紹介いたしました。
ブラジャーの跡が消えないことは、「ブラのサイズが合っていないよ」という合図です。これを機に、今まで正しいバストサイズチェックをする機会が今までなかったという方も、正しいサイズを知ってくださいね。そして、正しいサイズを元に試着してあなたにぴったりのブラを選ぶと、バストトラブルから解放される一歩になるはず!
これからは、ブラジャーの跡が消えないことで、悩まない毎日を過ごしましょう♡