胸の土台が広く、高さもない!普通のバストと土台が広いバストを比較して、土台が広いタイプが選ぶべきブラジャーのポイントをご紹介します。
土台が広いバストとは?
バストのサイズは一般的にトップバストのアンダーバストの差によりカップサイズが決まり、それにアンダーサイズを合わせることでブラジャーのサイズが決まります。トップバスト85cm、アンダーバスト70cmなら、トップとアンダーの差は15cmなのでCカップ、アンダーは70cmなのでブラジャーのサイズはC70といった具合ですね。
しかし同じC70のサイズでも、私たちのバストは十人十色です。バストの形やつき方、位置、柔らかさなど数字だけでは表せない要因があり、数字上はC70でも、実際のバストスタイルは各々で異なります。
本当の胸と、ブラサイズが全く違います。
私の胸は高さがなくて、円周がひろいのです。
いろいろな下着屋で計ってもらいましたが、BからEまで店によって全く違うブラを進められます。中略…
ブラをつけると、とんでもなく胸が大きいのです。
理想的なボンッとした胸で、女子会などでも胸の話題では、いくら脱いだら小さいといっても信じてもらえないほどです。しかし。
脱ぐと横から鏡を見たくないほど小さく、触った感じも貧乳そのものです。中略…
普段の偽乳が嫌で嫌でコンプレックスです。
ブラから乳首がはみ出すのも嫌です。これは、どうにかならないでしょうか?
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/Yahoo!知恵袋
この方のバストスタイルは土台が広いタイプと察します。
土台が広いバストの特徴として、バージスラインも広く、鎖骨あたりからバストの膨らみがあることが挙げられます。バストの体積、容量はDカップやEカップなど十分にあるのに、それほどのカップサイズと感じさせるようなバストの高さがないことにお悩みの方が多いです。
一般的な普通のブラジャーではバージスラインに合わせたサイズを選ぶと、カップ内のバストが余ったり、カップにバストがフィットするように選ぶと、バストトップがカップからはみ出しそうになったり、フィットするブラジャー選びが難しいです。
土台が広いバストを比較
バストスタイルは十人十色、各々で実に様々ですが、土台が広いバストの特徴がわかりやすくするために、一般的な普通のバストと比較してみます。
一般的な普通のバストと比較して、土台が広いバストは鎖骨あたりからバストの膨らみがあります。正面から比較することで、土台が広いバストの底面が一般的な普通のバストのそれと比べて、明らかに広いことがわかります。
次は横から比較したイラストです。
一般的な普通のバストはバストの膨らみゆえバストトップの高さがありますが、土台が広いバストは平べったい膨らみゆえバストトップに高さがありません。
例えば、一般的な普通のバストが縦・横・高さが10cmの立方体なら、土台が広いバストは横が長い直方体です。
それぞれの体積はともに1000㎤=1Lですが、形が違います。
一般的な普通のバストと土台が広いバストをトップバストとアンダーバストでブラジャーのサイズを求めると、土台が広いバスト一般的な普通のバストより高さがないので、土台が広いバストのトップバストは一般的な普通のバストよりも小さくなります。
しかし、このように一般的な普通のバストも土台が広いバストもバストの体積は同じなので、ブラジャーのカップに収めると土台が広いバストはカップに収まらず、サイズが合いません。
つまり、土台が広いバスト場合はトップバストとアンダーバストだけでなく、バストの体積とその形を把握した上で、合うブラジャーを探す必要があります。
バージスラインが広めのブラを選ぶ
ブラジャーなんてどれも同じ、なんて思っていませんか?
実は、ブラジャーには目的や効果、着用する人の年齢やバストの状態などによって、様々なメーカーの、色んなタイプのブラジャーがあります。メーカーによって、または商品によって、それらのコンセプトが異なり、同じC70サイズのブラジャーであっても仕様が異なり、着用感は異なりますため、合う方もいらっしゃれば、合わない方もいらっしゃいます。
特に、胸の土台が広い方はバストの体積とその形を把握した上で、ブラジャーを探すことが大切です。
こちらの写真では、バストの土台が少し広めな女性が一般的な普通のブラジャーを着用した写真です。
バストの幅に対して、ブラジャーのワイヤーの幅が明らかに合っておらず、脇からお肉がはみ出しています。
胸の土台が広い方は、一般的な普通のバストよりもバストの底面が広いため、バージスラインの広いブラジャーを選ぶことがマストです。
バージスラインが広めのブラジャーを着用することで、バストの幅とワイヤーの幅が合い、土台が広いバストもしっかりとカップに収めて、本来持っているバストの体積を活かしたカップサイズのバストスタイルが実現します。
既製品では限界が…
ブラジャーは各メーカー、各タイプによってブラジャーの構造や設計は異なります。バージスラインが広めのブラジャーを探し、とても手間がかかりますが、片っぱしから試着してみて合うブラを根気よく探すこと遠いようでいて実は一番の近道です。
しかし、100点満点の既製品のブラジャーに出会うことはとても難しいです。私たちのバストは同じサイズであっても、十人十色のバストスタイルなので、どこかで妥協点を見つけ、80点、90点の評価ができるブラジャーにめぐり逢えたら、それはとてもラッキーなことかもしれません。
数千円から1万円前後で購入できる既製品か、何万円もするオーダーメイドで作るか、ご自身のバストと一度相談してみてください。