どうしてあの人は出産後も綺麗なスタイルを維持しているの?
何かなさっているんですか?と聞いても、特に何もしてませんよ、という答えしか返ってきませんよね。
出産後も綺麗なスタイルを維持するために、家事やテレビを見ながらなど、日常生活の行動にちょっと意識するだけでできる簡単なエクササイズをご紹介します。
キレイなママは自然とこのエクササイズが習慣化しているかもしれませんね。
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腹筋を鍛える
腹筋を鍛えるといっても、仰向けの状態から何度も起き上がる腹筋運動を続けるのはけっこうきついです。
大切なのは、きついことをするよりも、簡単なことでも続けて習慣化していくことが大事です。
テレビを見ながら腹筋を鍛える
横になった状態で脚を上げ下げすることで脇腹部分の腹筋と太もも外側の筋肉を鍛えることができます。
ポイントはゆっくりと上げて、上がったところで2~3秒止めて、下げる、これを5~10回ほど、自身のできる範囲で両足とも行いましょう。
ウエストのくびれと、たるんだ太ももを引き締めることが期待できる♥
次は座った状態で行います。
足と膝をぴたりとくっつけた状態で、1秒で上げて1秒で下げる、これを繰り返し行います。
お腹部分の腹筋と太もも全体の筋肉を鍛えることで、ぽっこりお腹と太い太ももに効果的♥
テレビを見ているときは腹筋を鍛えるチャンスなんです。
テレビの合間にはCMが流れますよね。
そのCMのときだけ、このエクササイズをするんです。
好きなドラマの放送中はリラックスしながら見て、CMになったらエクササイズするインターバルでトライしてみましょう。
エクササイズは3日坊主になりがちですが、テレビCMのときに行う習慣を癖付けましょう。
お出かけ中も腹筋を鍛える
子供の送り向かいやお買い物などのお出かけ中も腹筋を鍛えるチャンスがあります。
歩くときには足を出すときに普段より力を入れて足を出すように歩いてみましょう。
背筋をピンとはって、普段よりも良い姿勢で歩くことが大切です。
腹筋と太ももはもちろん、お腹の深いところにある筋肉、大腰筋(だいようきん)を鍛えることができます。
大腰筋を鍛えることで、産後で開いたり、姿勢が悪くゆがんでいる骨盤を矯正できます♥
お尻を引き締める
女性は加齢とともに代謝が低下し、皮下脂肪がつきやすい身体になっていきます。
若いころのきゅっと上がったお尻はいつのまにか、お尻の外側にたわむよう皮下脂肪がつき、ピーマン尻になってしまう方も…。
お尻周辺の筋肉は普段の生活でも使われているので、より意識することで効率よくエクササイズを行うことができます。
雑誌を見ながらヒップアップ
うつ伏せの状態で、膝をまげることなく、足を上下に動かします。
ゆっくりと足を上げて、上がったところで2~3秒止めて、ゆっくりと下ろしていきます。
きつく感じられる方はできる範囲でいいので、左右の足でまずは5回ずつ行うことを継続させましょう。
イスに座っているときは大臀筋を鍛える
立ちあがるのではなく、お尻だけを浮かせるような状態を10~20秒程度キープさせてみましょう。
太ももとお尻にある筋肉、大臀筋(だいでんきん)を鍛えることができます。
野球選手のようなきゅっと上がったお尻は大臀筋が鍛えられているからなんですよ♥
お出かけ中も大臀筋を鍛える
お出かけ中も、上記の腹筋同様に大臀筋を鍛えるチャンスがあります。
今度は足を蹴り出すときに力をを入れるよう意識して歩いてみましょう。
大臀筋と太ももの裏側が鍛えられますよ♥
美バストへ
バストにはクーパー靭帯(くーぱーじんたい)という、バストを支えるゴムのようなものがあります。
クーパー人体は大胸筋とつながっており、これらのおかげでバストのハリを保てているのです。
大胸筋を鍛えるためには腕立て伏せが思いつきますが、女性にとってはとてもキツイ方法です。
次は家事をしながら、大胸筋を鍛えてバスト下垂を防ぐ方法をご紹介します。
料理をしながら大胸筋を鍛えてバスト下垂防止
左右の手のひらを胸の前で合わせて、押し合うことで大胸筋を鍛えることができます。
煮物をつくるときなどに試して欲しいのがこのエクササイズ。
少し力を入れて押しながらゆっくりと左右に動かすことで料理をしながら大胸筋を鍛えられます♥
洗濯をしながら僧帽筋を鍛えて脇肉防止
いつのまにかついてしまった脇肉、これをなくすためには僧帽筋(ぞうぼうきん)を鍛えることが効果的。
洗濯物を干すときにバタバタとシワを伸ばす動きで僧帽筋を鍛えることができます。
トレーニング感覚で普段よりは強めに、バタバタとしてみましょう♥
美脚を手に入れる
脚はもとより下半身はなかなか痩せにくいものです。
ジョギングやウォーキングなども効果的ですが、天候に左右されたり、時間がなかったりと続けづらいものです。
家でも簡単に続けられる脚を鍛える方法をご紹介します。
イスに座りながら脚を鍛える
イスに座った状態でつま先を10秒くらいかけて、ゆっくりと何度も上下に動かします。
スネの筋肉が鍛えられているのがとても気持ちいですよ♥
次は両足を揃えた状態からゆっくりと片足を開いて、閉じます。
ジョギングだけではなかなか鍛えられない、内ももの筋肉に効果的♥
料理をしながら脚を鍛える
かかとを浮かせたつま先立ちを20秒ほどキープします。
料理をしながらでも歯磨きをしながらでもいいので、どのタイミングでやるかを決めて習慣化してしまいましょう。
すらりとしたふくらはぎと、細い足首に♥
細く伸びる腕に
せっかく体重が落ちたのに、二の腕が太いままだと全体的に太った印象を持たれていまいます。
ノースリーブの季節が来る前に関わらず、腕を鍛える習慣を身につけましょう。
テレビを見ながら腕を鍛える
ダンベル運動をするように、右腕を曲げて腕の筋肉を鍛えます。
もちろん、ダンベルは持ちませんが、その代わりに左手で抑えるように力をかけます。
筋肉が使われていることを確認しながら、繰り返し行いましょう。
右手と左手をお腹の前でかけ持って、両サイドに引っ張り合います。
腕の裏側、ちょうど二の腕の脂肪がついている部分を鍛えることができます。
通勤途中のつり革を使って腕を鍛える
つり革をもったときに時折、ぐっと力を入れて引っ張りましょう。
こちらも、二の腕の脂肪がついている部分を鍛えることができますよ。
このときに、つま先立ちをすれば、同時に脚も鍛えることができ、効率的ですね♥
エクササイズは日常生活の中で習慣化することが大事
人間は誰しもが三日坊主です。
私も意気揚々とジムに入会したももの、全く行かなくなってしまい、半年たらずで退会してしまいました。
エクササイズやトレーニングはどれだけハードに行うかではなく、どれだけ長く続けられるかが重要です。
普段の生活でも無意識のうちに筋肉を使っていますので、それを意識して習慣化していくことで、1年後、3年後、5年後と、何もしていない人との差がついてくるでしょう。