ほとんどの女性が特別な下着、お気に入り一枚を持っているかと思いますが、その一枚は絶対に長持ちさせたいはず!下着は消耗品ですからヘタっていくのは仕方のない事ですが、可能な限りお気に入りの一枚を長く楽しむために、下着を長持ちさせる方法をご紹介します。
photo credit: Laundry lines at Crisis Nursery orphanage via photopin (license)
正しい手洗いの方法
こんにちは、ラディアンヌスタッフの高井です。
突然ですが、みなさんは下着をどのように洗濯していますか?
仕事や家事に追われてなかなか時間が取れず、洗濯機で洗っている方も多いのではないでしょうか。しかし、女性の下着はバストを支え美しく魅せるために見せるために非常に多くのパーツから作られていて、とても繊細です。このため、ほとんどの下着の品質表示タグには「手洗い」と書かれています。
この手洗いの方法について、先日ラディアンヌのお客様からこのようなご質問を頂きました。
40代 A様のご感想
いけないとは分かりつつも洗濯機で洗うことが多いのですが、ブラジャーって基本的にはやっぱり手洗いですよね?
お気に入りのブラジャーが増えてきたのでこれからは手洗いしていこうと考えているのですが、下着を長持ちさせるような手洗い方法ってありませんか?
A様がおっしゃるように、下着を長持ちさせる秘訣はやっぱり手洗いすることです。
しかし、野球少年のユニフォームのように砂や泥がたくさん付いているわけではありませんので、洗うのは簡単です。
押し洗い
まず洗面器にぬるま湯をはり、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かしてください。そのあとは洗濯するブラを浸して、押したり振ったりするだけです。
ポイントはカップの部分を優しく押すようにして洗うことです。
もしパッドが取り外せるブラなら取り外し、こちらも押し洗いしてください。
その後は流水でしっかりとすすぎ、洗濯機で短時間の脱水をかけてください。「脱水は洗濯機でもいいの!?」と思うかもしれませんが、短時間なら大丈夫。濡れて重くなったブラを長時間干しておくより、水を切ってしまうことを優先させましょう。
もちろん、脱水するときは洗濯ネットに入れてください。
絶対に陰干し
干すときは風通しの良いところで、必ず日陰干しをしてください。直射日光の殺菌効果を期待してしまうかもしれませんが、実はあまり意味がありません。日光による生地の痛みや変色を引き起こしてしまいます。
収納方法
下着が増えてくると収納している引き出しの中がいろんな色でいっぱいになり、なんだか嬉しくなってしまいますよね。でもその引き出し、大量の下着でギュウギュウになっていませんか?下着を長持ちさせるには、収納方法にも気を使いましょう。
使わない下着は捨てる
「あまりフィットしなかったから着ていないんだけど、傷んでいないから捨てられない」という下着も一緒に収納していませんか?圧迫したまま収納していると、当然型崩れしてしまいます。使わない下着は捨ててスペースを作り、今あるお気に入りの一枚を長持ちさせましょう。
また、サイズタグが薄くなって読めなくなってしまったものや、調節してもすぐに肩ひもがずれてしまうようなブラはもう寿命が来ています。こういったブラは勇気を持って捨ててしまい、新しい一枚との出会いに期待しましょう。
畳まずにしまう
サイドベルトだけ折って、そのままの状態で収納するようにしましょう。特にパッド付きのブラは、ギュウギュウに詰めて収納すると型崩れしてしまいますので、無理に畳まない方が理想的です。
洗濯機で洗う場合の注意点
これまで手洗いをオススメしてきましたが、実は私も洗濯機でブラを洗ってしまうことがあります。家事に追われると手洗いする時間が取れないのでしかたありませんよね。やはり手洗いに比べるとダメージは大きいのですが、洗濯機で洗うときは必ず次のルールを守りましょう。
ホックは止める
必ずホックを止めてから、洗濯ネットに入れてください。こうすることで、レースなどの装飾にホックが引っ掛かるのを防ぐことができます。また、普通の洗濯ネットではなく、ブラ専用の厚手でしっかりとした洗濯ネットがオススメです。
必ず弱水流コースで
ホックを止め、洗濯ネットに入れた後は必ず「弱水流コース」で洗濯してください。洗濯機の機種によっては「手洗いコース」や「ソフトコース」と表記されていることもありますが、どれも弱めの水流で優しく洗ってくれるコースです。
以上のルールに気をつけていただくと、ワイヤーの飛び出しやレースの引っ掛けなどのトラブルを減らすことができます。
ただ、品質表示タグには「手洗い」と書かれているはずですので、時間がない時の緊急手段として、あくまでも自己責任でお願いいたします。