胸を高い位置でキープするためのブラジャー選び

実年齢よりも老けて見えるのは目元のシワやほうれい線じゃなくて、胸の位置のせいかもしれません。胸の位置が低いと年齢よりも老けて見えてしまいます。垂れ胸を防ぎ胸を高い位置に上げていつまでも若々しく見られるように、自分に合ったブラジャーの選び方を知っておきましょう。

photo credit: Giandomenico Ricci 20070722 – Dancing under the sky via photopin (license)

胸の理想的な高さ

バストの黄金の三角形の説明画像

鎖骨の中心と左右のバストトップを線で繋いだときにできる三角形が正三角形になる位置が理想的なバストの高さです。

10代、20代の頃はバストに張りがありバストトップも高い位置にありますので自然と綺麗な正三角形ができますが、バストトップが下がるにつれて三角形が二等辺三角形になります。

女性のバストが加齢とともに垂れ下がっていくことは避けられませんが、自分に合っていないブラを着け続けることで加齢による影響以上に胸が垂れ下がってしまいます。こうなると二等辺三角形も鋭くとがり、実年齢以上に老けて見えてしまいます。

ある日急に垂れ下がるわけではないので、ふと鏡を見たときに自分の胸の位置が以前より低くなっていることに気付くといったパターンも多いのではないでしょうか?

一度垂れ下がってしまった胸を元に戻すことはできませんので、いつまでも若々しく見られるために、バストが下がっていく原因を確認しましょう。

胸が下がる原因

胸が垂れ下がる原因は大きく分けて3つあります。

クーパー靭帯の伸び

乳腺と筋肉や皮膚を繋いでいるのがクーパー靭帯で、バストを支え吊り上げています。このクーパー靭帯は伸び縮みするものではありませんので、一度伸びたり切れてしまうと元には戻せずバストが垂れ下がってしまいます。激しい運動に限らず、ジョギング中でもブラジャーでバストを支えていないとクーパー靭帯がダメージを受けてしまいます。

また、ノーブラの時間が長かったりブラトップばかりを着用しているとクーパー靭帯だけで胸を支えることになりますので、その分クーパー靭帯にかかる負担も大きくなります。

姿勢の悪さ

パソコンやスマートフォンの影響で何かしらが表示されているモニターを見つめる時間が多い私たちですが、その影響で自然と猫背気味になっている女性も多いです。猫背だとバストが下を向き、バストトップの位置が低くなります。

しかし、モニターを見つめるようなデスクワーク以外にも猫背になってしまう原因があります。それは自分に合っていないブラジャーを着けていることです。自分の体に合っていないキツいブラジャーを着けていると、自然と肩がすぼみ猫背になってしまいます。

逆に締め付け感が嫌で緩すぎるブラジャーを着けていると、ノーブラ状態やブラトップを着けている時と同じようにクーパー靭帯だけにバストの重さを支えることになり、いつしかバストが垂れ下がっていきます。

加齢

歳をとることで肌に張りがなくなりますし、筋力が落ちたり、これまで頑張ってバストを釣り上げていたクーパー靭帯も衰えていきます。このため加齢とともにバストは垂れ下がっていくのですが、これは避けられません。全ての女性の胸は垂れ下がっていきます

胸を下げないためのブラの選び方

加齢によってバストが下がることは避けられませんが、クーパー靭帯の伸びや姿勢については対策が可能です。それもたった一つ、自分に合ったブラジャーを着け続けるだけでいいんです。

まずはアンダーサイズ

自分に合ったブラジャーを探す時、アンダーサイズは最重要項目になります。アンダーが緩すぎるとブラジャーが上下左右にずれてしまいますし、その状態ではバストをしっかり支えることができずにクーパー靭帯に負担がかかり、結果として胸が垂れ下がる原因になります。

逆にキツすぎると上半身が締め付けられて肩がすぼみ猫背になります。結果としてバストの位置は下がり、自信なさげな様子から老けて見られることになってしまいます。ブラジャーは緩すぎてもキツすぎても、着けていて不快感を感じてしまいます。

次にワイヤーの位置

バストの付け根の膨らみはじめる部分にワイヤーを合わせましょう。この位置を基準としてカップの大きさやストラップの長さを調節しますので、ワイヤーの位置はとても重要です。

ワイヤーの径も重要で、自分のバストに対して広すぎるとブラジャーが左右にずれてしまいますし、狭すぎるとバストを上から押さえつけることになり、痛みを感じたり体にワイヤーの跡が残ったりします。

最後にカップの大きさ

カップが小さすぎると胸が溢れてバスト上部に段差ができてしまいますし、カップに入りきらなかった脂肪が脇肉としてストラップの外側にはみ出してしまいます。本来はバストであるお肉が脇肉としてはみ出た状態が長く続くと癖がついてしまい、どんなブラジャーを着けてもカップの中に入れることが難しくなってしまいます。

カップが大きすぎる場合もバストを支えられなくなりますので、隙間ができてしまうようであればブラパッドを入れて調節しましょう。

胸が高い位置にあることのメリット

家ではノーブラという方はブラジャーの締め付けから解放されたいという気持ちが大きいのかと思いますが、自分に合ったブラジャーであれば着けていても不快感を感じません。合っているブラジャーの着け心地を身体が覚えてしまうと、ノーブラ状態の無防備さに不安になるほどです。

実年齢に対して若々しいバストの女性は共通して、寝ている時もブラジャーを着けているというほどブラジャーを着けている時間が長いのです。
自分に合ったブラジャーだから24時間でも着けていられるのですね!

男性が若く見られると貫禄が無く頼りない印象を持たれてしまうこともありますが、女性が若く見られることは完全にメリットです。テレビに出るような美魔女のように自分が若々しいという自信があると、胸を張って年齢を答えられますし、そういう女性ほどやはり魅力的です。

バストの位置が高ければ必ず若々しく見られます。そして実年齢より1歳でも若く見られるだけで自分に自信が持てます。正しいブラジャー選びをするだけでバストの垂れ下がりを防ぎ、女性としての自分に自信があれば周囲の態度も変わってくるはずです。

いつまでも若々しく、女性として扱われるためにも、自分に合った正しいブラジャーを選びましょう。

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