靴ずれした夫から学ぶブラジャーが合わない原因について

ブラジャーが合わない、痛い、ずれる!自分のサイズにぴったりと合うブラジャーに出会うために、お気に入りの革靴で靴ずれした夫から学ぶブラジャーが合わない原因について。

photo credit: Leo Hidalgo (@yompyz) His & Hers via photopin (license)

夫が革靴を履いて靴ずれした

スニーカーやサンダルばかり履いていた夫が最近になって革靴に目覚めたようです。

その革靴の歴史やらレザーの質、職人のこだわりなど、女性の私にはわらない奥深いところに惚れ込んでいるようで、雑誌やインターネットでその革靴をいつも見ていました。

そしてついに、夫はお小遣いを貯金したお金でその革靴を買ったのです。

私も一緒にその場に同行したのですが、店員さんがその革靴についての世界観を語ってくださるので、夫ものめり込むようにその革靴がもっと好きになった様子でした。長く履き続けることを前提にと、さらにはその革靴専用の靴磨きセットも買っていました。

週末、家族で少し小綺麗なところに食事に出かけました。

普段行く回転寿司と同じ格好ではないけないと思い、また、それほど決めすぎるところでもないので、私も子供たちも清潔感があるような服装を選びました。しかし、夫は意気込みは違いました。

革靴を買ったばかりの夫はその日が初めて外で履く機会ということもあり、かなり決め決めのコーディネートを選んでいました。

家を出る前に何度も鏡の前に立って全身のスタイルをくまなく確認し、ようやく家を出たときには予約の時間に間に合うギリギリの時間になっていました。

駅まで歩き、電車に乗り、駅から降りて、お店へと向かう道中、子供達も道ゆく誘惑に惑わされることなくスムーズに行けたおかげで、予約の時間の2~3分前には着くことができました。

丁寧な接客の定員さんにお出迎えされ、私たちの人数分のテーブルセットがされた席に案内して頂きました。

背の高い椅子に腰をかけ、ふと一息をついたとき、夫の顔が険しいことに気づきました。

お腹の弱い夫なので、もしかしてと思い、声をかけました。

「大丈夫?」

「実は靴づれしたみたいで、歩くのもめっちゃ痛かったんだ」

普段はスニーカーやサンダルなど、楽なものばかり履いていた夫ですが、買ったばかりのお気に入りの革靴を履いたとたんに靴ずれになるとは少々かわいそうに思えました。

同時に、夫にとっての革靴と私にとってのブラジャーが似ていることに気づきました。

デザインも好みで、着用するとバストも綺麗に決まるし、脇も背中もすっきりと抑えらえる私のお気に入りのブラジャーも初めてつけたときは合っていないのか、痛く、皮膚が赤くなった記憶があるからです。

靴ずれとブラジャーが合わない原因

靴ずれしてしまう原因は主に3つあります。


  • 皮がまだ硬かったり、ストラップ部分が擦れたり、靴の素材や形状、デザインによって靴ずれが起きてしまう場合もあります。

  • 外反母趾など自身の足の骨の形が靴に合わなかったり、足がむくんでいたりすることで靴ずれが起きてしまう場合もあります。
  • 歩き方
    姿勢が悪い状態で歩いていたり、左右で靴底の擦り減り方が違うと靴ずれが起きてしまう場合もあります。

次に、ブラジャーが合わない原因も主に3つあります。

  • ブラジャー
  • バスト
  • 姿勢

ブラジャーに問題がある場合

ブラジャーの合わない原因の一つにブラジャーに問題がある場合があります。

ブラジャーは最もサイズ展開の多いアパレル製品です。さらに、メーカーやタイプ、目的によって同じサイズのブラジャーでも着用感は異なります。

例えば、授乳を経験してバストが垂れた女性がつける補正効果のある、かっちりとしたブラジャーを思春期でバストが膨らみ始める10代の女性がつけると、恐らく、とてもきつく、痛いと感じられることでしょう。

また、ブラジャーにはストラップやワイヤー、ホックなど様々なパーツからできているため、それぞれのつなぎ目の縫製部分や、肌に触れる部分の素材などによって痛いと感じられたり、チクチクと痒いと感じられる場合もあります。

さらにサイズが合っていないだけでも、ブラジャーがずれることもあり、肩こりになってしまうこともあり、ブラジャーの合わない原因の一つにブラジャーに問題があるケースは多々あります。

バストに問題がある場合

ブラジャーの合わない原因の一つに自身のバストに問題がある場合があります。

ブラジャーのサイズはトップバストとアンダーバストによって決まります。しかし、同じC75サイズの女性でもバストの見た目や高さ、ハリは十人十色です。ブラジャーにもメーカーやタイプ、目的によって様々なブラジャーがあるように、同じブラジャーサイズの女性でも様々なバストスタイルの女性がいます。

ブラジャーが合わず、痛いという方に多いのが、普段ほとんどブラジャーをつけないノーブラだったり、つけてもキャミソール型の楽なブラばかりつけていたりする方です。ブラジャーの締め付けから解放された楽さや快適さを求める一方で、バストや脇肉などのバスト周辺のお肉はどんどんと遊び始めます。

ブラジャーにはファンデーションとしての機能、つまり、体型を美しく補正する機能があります。ブラジャーをつけているからこそ、美しいバストスタイルをキープすることができ、バストから腰のくびれ、ヒップへの曲線美が生まれるのです。

しかし、ブラジャーをつけずにいると、または楽なブラばかりつけていると、バストはどんどん垂れ下がっていき、ブラジャーで抑えられていた脇肉などのバスト周辺のお肉はどんどんと増えていく恐れがあります。そうなってしまった状態で改めてブラジャーをつけると、当然ですがブラジャーが合わず痛いと感じられることでしょう。

姿勢に問題がある場合

ブラジャーの合わない原因の一つに姿勢に問題がある場合があります。

ブラジャーでも洋服でも正しい姿勢で着用することが前提で設計されています。姿勢が悪いことを前提に設計されていることはありません。

デスクワークが多かったり、運動をすることが少なかったりすると姿勢の悪化をまねきかねません。特に多いのが猫背です。猫背になっている場合はブラジャーの肩紐がずれたり、カップ上辺がパカパカと浮いてしまったりして、ブラジャーが合わないことが起きてしまいます。

背筋と同時に腹筋も一緒に鍛えてあげたり、正しい姿勢を意識してウォーキングをしてみたり、姿勢への改善方法はたくさんあります。

お気に入りのブラジャーをぴったりと着用するためには姿勢を改善することも大事なことです。

自分を合わせていく

あれほど欲しがっていた革靴をいざ履いてすぐに靴ずれになってしまった夫ですが、もしかしたら、新品なのでまだ革が硬く馴染んでいないことが原因なのかもしれません。

もしくは、スニーカーやサンダルなど楽なものばかり履いていたので靴ずれしまったのかもしれません。

はたまた、夫のガリ股の歩き方が悪かったのかもしれません。

いずれによせ、夫はその革靴を履きたいという気持ちが強かったので、靴ずれを我慢しつつ、絆創膏を貼ったり、インソールを入れてみたり、色々と試しながら自分を革靴に合わせるように努力しています。

ブラジャーが合わない原因も様々です。

100%、完璧に自分に合うものを求めるならブラジャーも革靴もオーダーメイドをすることがベストです。しかし、オーダーメイドをするとなると時間とお金がかかってしまいます。

90%でも、80%でも満足のいくものが既製品であるのなら、残り10%、20%の満足のいっていない合わない原因を追及し、自分を合わせていくことが必要なのかもしれません。

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