胸元からチラッとのぞく美しい谷間、とても魅力的で憧れてしまいます。
でも、「バストの谷間は、大きなバストの持ち主だけのものだから…」なんて諦めている女性も多いでしょう。
諦めることはありません。小さめバストや下垂したバストでも美しい谷間をつくることができます。
今回は、バストの谷間に焦点を当て、美しいバストの谷間のつくり方やポイントを解説します。
美しいバストの谷間とは?
女性が憧れる美しいバストの谷間とはどのようなものでしょうか?
大きいバストの女性は、ブラジャーを身に付けただけで簡単に深い谷間ができます。
しかし、誰もがそのような深い谷間があれば美しいかというと、それは違うと思います。
美しさとは、全体が程よく調和されバランスが取れていることが重要です。
当然ながら、体型や年齢、それぞれの女性が持っている個性や雰囲気などと、バストとのバランスも大切なものです。
20代女性の美しさと、30代・40代女性の美しさは違っているように、バストやバストの谷間の美しさも20代女性と30代・40代女性とは違ってきます。
バストは決して大きいだけが美しいわけではなく、深いくっきりとした谷間が美しいわけではないのです。
しかし年代を問わず、女性に共通して大切なことは、デコルテからバストにかけての肌の状態です。
美しい肌は、美しい谷間づくりに不可欠な要素となります。
バストの大小や年齢にかかわらず、自分らしく魅力的なバストの谷間づくりを目指しましょう。
ブラジャーで美しい谷間をつくる方法
ブラジャーの正しい着用方法はご存じだと思いますが、まずブラジャーのストラップに腕を通し肩に掛け、バージスラインとブラジャーのワイヤーを合わせたら、前かがみになってカップにバストを収め、ホックを留めます。
前かがみの状態のまま、右のバストは右手でブラジャーを少し浮かしながら、左手で脇からバストを中央に寄せ、左のバストは左手でブラジャーを浮かしなら右手でバストを脇から中央に寄せます。
そして最後にストラップの調整という手順になりますが、しっかり谷間をつくるには、脇から背中にかけての脂肪をできるだけ前に集め、できるだけ中央に寄せることがポイントです。
参考:バストのメイク道具、ブラジャーの正しい付け方
また、前かがみをキープして行うことで、脂肪がカップの中に収まりやすくなります。
もっとボリュームが欲しい場合は、バストの両サイドにパッドを入れるといいでしょう。
手前味噌ですが、ラディアンヌではブラを購入したお客様に無料でブラパッドをご提供しております。お客様に理想のバストスタイルを手に入れて欲しいという想いがあります。
参考:ラディアンヌはブラジャーのパッドが無料
美しい谷間づくりはブラジャー選びが大切
美しい谷間をつくるには、ブラジャーの選び方がとても大切です。
一昔前のブラジャーは現在のブラジャーと比較してかなり機能性が劣っていました。
それでも、寄せて上げるという着用方法は当時でも既に取り入れられておりました。
しかし、一般の女性までは浸透していなかったため、着用方法をお教えしながらフィッティングのお手伝いをすると、お客様がこれまで使用してきたご自分のブラジャーより大きなカップの中にきれいにバストが収まり、今まで見たこともないご自分のバストの谷間を見て、驚かれた人が多くいらっしゃいました。
それでも問題があったのです。
フィッティング直後は、カップの中にきれいに収まっているバスト周辺の脂肪が、時間の経過とともにスルスルとカップから逃げ出し、元の脇などの脂肪へと戻っていくのです。
そのため、「最初はきっちりでも、だんだんカップがスカスカになっていく」「いつの間にか、つくった谷間がなくなっている」などということが起こるのです。
1日に何度もブラジャーのカップの中に脂肪を寄せ集めなければいけないのでは、実用的とはいえません。
しかし、近年は機能性の優れたブラジャーの登場により、このような心配がなくなりました。
これらのブラに優れていることの一つが、寄せ集めた脂肪をしっかりキープできることです(メーカーによって差があります)。もちろん、ラディアンヌでもそういった補正機能に主点を置いたブラを専門にしております。
美しい谷間をキープするブラジャー選びのポイントは以下の3点です。
脇のベルトが幅広のもの
脂肪が脇に戻らないようにしっかり押さえる役割を果たします。
脇にボーン(芯)が入っているもの
脇にボーンが入ることによって、脇に逃げる脂肪をさらに強力に阻止します。
ワイヤーの下にもベルトがあるもの
ワイヤーの下にも最低1cm程度のベルトがあると、バストの脂肪が下に流れるのを防ぎます。
以上の3つのポイントに注意し、アンダーベルトのサイズはピッタリなもの(きつ過ぎない、ゆる過ぎない)を選びましょう。
また、一般的なブラジャーで左右のカップの間が広いものは谷間づくりができません。
きれいな谷間をつくるには、バストを中央に寄せる力の高いブラを選びましょう。
谷間の美しさは肌の美しさが決め手になる!
せっかくつくったバストの谷間でも、肌の状態が悪いと美しさも半減します。
女性が憧れるバストの谷間とは、艶やかでハリがあり、輝くような肌があってこそのものでしょう。
また、デコルテは年齢が最も出やすい部分でもあるので、特に注意してケアを行いたいものです。
デコルテのお手入れ方法を以下にご紹介します。
十分な保湿ケアを行う
デコルテも顔の一部と捉え、毎日十分な保湿ケアを行いましょう。
朝晩の顔のお手入れの際にデコルテも一緒にケアするのがおすすめです。
ボディー用のローションや乳液でもいいですが、顔用のものをデコルテまで広げてケアすると簡単です。
紫外線対策を行う
顔への紫外線対策は十分に行っていても、デコルテは意外と無関心になっていませんか?デコルテはメイクをしていないこともあり、紫外線の影響をもろに受けることになります。
しっかり日焼け止めクリームを塗り、汗をかいて流れてしまったら再度塗り直すなど、こまめな紫外線対策をおすすめします。
自分でできるリンパマッサージ
バストアップ効果も期待できると話題のリンパマッサージ。
お風呂上りなど血行が良くなったときに行うと効果的です。
以下はリンパマッサージの手順です。
- 滑りを良くするためにオイルなどをデコルテ全体に塗る。
- グーにした手で、左右同時に耳の下から首筋に沿って鎖骨まで滑らす(5回)。
- 人差し指と中指で鎖骨を挟むようにして中央から肩まで滑らす(右側は左手、左側は右手で左右5回ずつ)。
- 鎖骨の下(バストの上部)周辺を指先全体で、円を描くように回しながら中央から外側へ滑らせ胸の筋肉をほぐす(右側は左手、左側は右手で左右5回ずつ)。
- 最後に、胸の中央から腕の付け根まで指を滑らし肩をほぐしながら首まで滑らしリンパの流れを促す(左右5回ずつ)。
- マッサージ後、ベタつきが気になるようならタオルで拭き取り、スキンケアを行う。
※リンパは肌のすぐ下を流れているため、強くマッサージする必要はありません。優しく擦る程度で大丈夫です。
最後に
谷間ができにくい左右に離れたバストの女性も少なくないと思いますが、バストが離れてしまったのは、合っていないブラジャーを長年着用したことも原因の一つです。
合わないブラジャーはバストを押さえつけ、せっかくのバストの脂肪を横へ流してしまうこともあるのです。
合わないブラジャーで流してしまったバストの脂肪は、ピッタリ合ったブラジャーで取り戻しましょう。
美しいバストや美しい谷間づくりは誰でもすぐに始められます。あなたらしく魅力的なバストの谷間をつくり、ファッションの幅を広げてみてはいかがでしょうか。