いつまでも、同世代よりも、美しいバストをキープしていくためには、ブラジャーの寿命を理解し、お気に入りのブラジャーは長持ちさせ、捨てるタイミングを見極めて、自分のバストを大切にケアしてあげましょう。
ブラジャーはデリケート
ブラジャーはアパレル製品の中でも、最もデリケートといっても過言ではありません。
カップやアンダーベルト、ワイヤー、ストラップ、ホック、レース…など様々なパーツを使い、さらにそれらを人の手によって縫製されていきます。
朝から晩まで、約10〜12時間程度着用することで、汗や体の油分がブラジャーに染み付き、さらに、着用した状態によりブラジャーの伸縮性に負担をかけてしまいます。
また、繊細なレースが施されたブラジャーでは、手洗いでの指定がされているものも多くあります。しかし、ブラジャーを毎回手洗いで洗濯するのはとても手間がかかり、多くの方は洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っているのではないでしょうか?
洗濯機での激しい回転はもちろん、干すときの水分を含んだ重みのある状態で干すことにより、洗濯時におけるブラジャーの負担は計り知れません。
このように、普段の着用時に加え、洗濯時にもブラジャーに負担がかかり、ブラジャーの寿命は少しずつ削られていきます。
10枚くらいのブラを週に1回着回す
あなたはブラジャーを何枚持っていますか?
多くの女性は10枚前後のブラジャーを持っている方が多く、その中でも全く使わずタンスの肥やしになっているブラジャーもあれば、ぴったりと身体にフィットしてお気に入りで週に何回も使うブラジャーもあるかと思います。
やまぐちかおり氏によると、ブラジャーの寿命は13ヶ月だそうです。
ブラジャーの寿命13カ月
ブラジャーは、洗濯機で洗濯すると2~3カ月でくたびれてしまうけれど、ぬるま湯に洗剤を溶かして手洗いをすれば約2年は生きるんだ。
寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑、いろは出版、やまぐちかおり著
こちらの著書には、特段、エビデンスや実験結果などの記載はありませんが、一般的に約13ヶ月くらいという程度で解釈すれば良いと思います。
13ヶ月は約395日、10枚くらいブラジャーを持っている人が多いので、それを1週間に1回程度で着回すことで、約60回くらいの計算になります。
つまり、ブラジャーの一般的な寿命は13ヶ月、使用回数は60回程度と考えておけば良いでしょう。
捨てるタイミング
そうはいっても寿命はあくまでも目安で、実際に劣化具合を見極めることが大切です。
試着時はぴったりのブラジャーでも、着用と洗濯を繰り返すことでブラジャーは明らかに購入時より劣化していきます。
カップの形が崩れたり、ストラップやアンダーのゴムが伸びたり、ワイヤーがサイドボーンが変形していたり、本来持っているブラジャーの美しいバストをキープするという機能性が損なわれてしまいます。
特にブラジャーは重ものあるバストを支えるために、パワーネットやゴムが多用されています。これかが伸びてしまうと、バストを支えきれず、バスト下垂や脇肉の増加をまねきかねません。
購入時に留めていたホック位置でゆるくなってきたと感じたときがブラジャーを捨てるタイミングです。
新しいブラで美しさを引き出そう
もったいない気持ちもありますが、寿命を過ぎたブラジャーから新しいブラジャーに買い換えることをおすすめします。
多くの人が、ブラジャーなんてどれも同じ、ブラジャーで何も変わらないと思っています。
寿命を過ぎたブラジャーはもちろん、自分の身体に合わないブラジャーはあなたのバストスタイルを見損なわせます。
自分のバストのサイズ、形、柔らかさ、固さ、向き、状態を理解して、自分に合ったブラジャーを着けることで見違えます。
あなたが本来持っている美しさを存分に引き出してくれる理想のブラジャーがきっとあるはずです。
着用商品:リフトアップ美胸ブラ
理想のブラに出会えることを心よりお祈り申し上げます。