ブラジャーのワイヤーが出る原因と修理方法

数回しか着用していないのにブラジャーのワイヤーが出てきた!これって不良品!?サイズが合っていない!?ワイヤーが出る原因とその修理方法をご紹介します。

ブラジャーのワイヤー

ブラジャーのワイヤー

ブラジャーのカップに入っているワイヤーを見たことはありますか?

実際にブラジャーのワイヤーを抜き取って見たことがある方は少数かと思いますが、こちらの写真のようにステンレスのワイヤーが入っています。

ワイヤーの効果

バージスラインの説明イラスト

このブラジャーのワイヤーがバストのバージスラインにフィットし、バストを美しい状態でキープしてくれます。また、日中のバストの揺れ動きを軽減し、バストの型崩れや下垂を防いでくれます。

ワイヤーはステンレスといっても、簡単にぐねっと曲げられるほど柔らいので、使い続けていくうちに自分のバストや体型に合うように変形していきます。始めはキツく、違和感のあったブラも、次第に自分に合う、手放せない理想のブラになっていることもあります。

ディテール

ブラジャーのワイヤーの先端

ブラジャーのワイヤーにはこちらの写真のように尖りのある先端を加工しています。

この加工がないと、ワイヤーの先端は鋭くなっているため、覆われているブラジャーのカップ生地を突き破り、さらに皮膚に傷つけてしまいます。

ワイヤーが出る原因

ブラジャーのワイヤーを覆う生地

ブラジャーのカップに入っているワイヤーはこちらの写真のように、ワイヤーが出てくることがないように縫製されています。この部分を突き破ることがないように、ワイヤーの先端は加工されていました。

しかし、それでもワイヤーが出てくることがあるのです。

先月買ったブラジャーが今日、中心部分にワイヤーが出てきてしまいました(T-T)
ネットに入れて洗っているし、フィッティングもしました。

中略

数回しか着用していないので、寿命ではないと思うのですが…
サイズが合っていないのでしょうか?それとも不良品…?
ご回答お願いします。

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洗濯方法

ブラジャーはカップやベルト、ホック、レースなど、様々なパーツからなり、他の衣類に比べてデリケートです。ブラジャーの多くが手洗いを推奨されています。

洗濯機では他の衣類と絡み合うダメージや、脱水時に想像以上の遠心力が加わり、ブラジャーの型崩れはもちろん、ワイヤーが出る原因にもなります。

数回しか着用していないのに、とお思う方も多いかもしれませんが、洗濯機で洗うダメージは計り知れません。

収納方法

ブラジャーのワイヤーが収まっている部分にはある程度の余白部分

ブラジャーを2つに折りたたんで収納したり、また、折りたたんでいなくても、ぎゅうぎゅうに詰め込んでいる方もいらっしゃるかと思います。

ブラジャーのワイヤーが収まっている部分にはある程度の余白部分があるのですが、2つに折りたたんだり、ぎゅうぎゅうに詰め込むことでその余白部分にまでワイヤーが移動し、縫製されている部分に突き刺さり、糸や生地が傷んでしまい、ワイヤーが出てしまうのです。

着用回数よりも、収納している間にワイヤーが出やすくなっていることも多いのです。

サイズが合っていない

バストの幅(バージスライン)とワイヤーの幅が合っていないブラジャーの着用写真

サイズが合っていないこともワイヤーが出てしまう原因です。カップとアンダーは合っていても、バストの幅(バージスライン)とワイヤーの幅が合っていないと、ワイヤーに負担が大きくかかり、ワイヤーは原型から大きく変形したり、生地を突き破って出てきてしまいます。

ワイヤーが痛いと感じる方の多くも、バストの幅(バージスライン)とワイヤーの幅が合っていないことが原因です。

バストの幅(バージスライン)とワイヤーの幅が合っているブラジャーの着用写真

バストの幅(バージスライン)は加齢(バストエイジング)とともに次第に広がっていきます。若い頃はくっきりと自立したお椀型のバストも、バストエイジングともにバストはハリがなくなり、バージスラインが消えて、たわんでいきます。

ブラジャーは年齢を選ばないとおっしゃる方もいますが、目的や効果、着用する人の年齢やバストの状態などによって、様々なメーカーの、色んなタイプのブラジャーがあります。

自身のバストエイジングと向き合い、今の自分に合ったブラジャーを探すことが大切です。

修理方法

ブラジャーからワイヤーが出てきてしまった写真

ブラジャーのワイヤーが出てきた場合でも、ご自宅で簡単に直すことができます。

いっその事、ワイヤーを抜いて使うこともできますが、今回はワイヤーの修理方法をご紹介します。

参考:ブラジャーのワイヤーの抜き方

ワイヤーを押し込む

出てきたブラジャーのワイヤーを元の位置まで押し込む

ワイヤーが出てきたら、まずは収まっていた元の位置までワイヤーを押し込みます。

手で押し込むと怪我をする恐れがあるので、ゴム手袋などを装着して押し込んだり、ブラジャーの生地に覆われている部分を持ちながら、きゅっきゅっと押し込みます。

縫う

糸切りばさみと糸

そして、ブラジャーの生地に合った糸と針、糸切りばさみを用意しましょう。こちらの写真では縫製具合がわかりやすいように、あえて赤色の糸を使用しています。

ブラジャーのワイヤーが出てきたときの修理方法ステップ1

ワイヤーが出てきてしまった部分を確認します。ミシンで縫製されていても、ワイヤーが一度でも出てきてしまうと、ワイヤーが抜き出るほどの隙間が縫製の間にできてしまっています。

ブラジャーのワイヤーが出てきたときの修理方法ステップ2

その隙間を埋めるように縫っていきましょう。

ブラジャーのワイヤーが出てきたときの修理方法ステップ3

写真では赤色ですが、ブラジャーの生地と同色の糸で縫うと、案外目立つことはありませんので、神経質にならず、ワイヤーが出てくる穴を埋めるように何重にも縫っていくと、今後ワイヤーが出にくくなります。

理想のブラこそ長く使いたい

ブラジャーなんてどれも同じ、いいえ、違います。

ブラジャーには目的や効果、着用する人の年齢やバストの状態などによって様々なタイプのブラジャーが存在します。

自分のバストスタイルに合う、理想のブラジャーに出会えることは素晴らしいことです。だからこそ、お気に入りのブラジャーは末長く使いたいですよね。

ブラジャーの寿命は90回や、1年など言われ、消耗品であることはわかりますが、そんなに安いものでもありません。

ワイヤーが出てきてしまった場合でも、原因をきちんと理解し、簡単に捨ててしまわず、お直しできれば長く使い続けられます。

もちろん、初期不良が原因の場合もございますので、お気軽にご連絡頂けると幸いでございます。

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