ブラジャーのカップ上辺が食い込む原因と対策

自分にピッタリ合ったブラジャー探しは意外と難しいものですが、アンダーがきつい、ワイヤーが当たって痛いなど明らかに不快感のあるブラジャーは、自分に合っていないことがすぐにわかります。
しかし、カップの上辺が多少食い込んでいても、意外と気にならずそのままにしている女性が多いのではないでしょうか。

たとえ不快感が少なくても、カップの上辺が食い込んでしまうのは、自分のバストにブラジャーのサイズが合っていない証拠です。

今回は、カップ上辺がバストに食い込む原因と対策、おすすめのブラジャーなどを解説します。

バストにブラジャーの上辺が食い込む原因は3つ

カップ上辺が食い込む主な原因は以下の3つです。

バストのボリュームよりもカップが小さい

最も多い原因は、バストのボリュームよりもカップが小さいことが考えられます。

カップのサイズが小さいブラジャーを着用していると、カップ上辺が食い込みバストに段差ができる(バストがブラジャーのカップからはみ出している状態になっている)ため、バストのシルエットを崩し見た目に悪いばかりでなく、押さえられたバストの脂肪が脇などへ流れてしまう原因になってしまいます。

アンダーサイズが小さい

ブラジャーのアンダーサイズが小さい場合も、カップの上辺が食い込むことがあります。
ブラジャーは、同じカップサイズでもアンダーサイズが異なれば、カップの容積が異なります。

例えば、C70とC75のブラジャーは、アンダーサイズだけの違いだと思われがちですが、同じCカップでもC70の方がカップの容積は小さくなります。
そのため、C75の人がC70を着用した場合、カップ上辺が食い込むことがあります。

アンダーサイズを再度測り直し、ワンサイズ大きいアンダーサイズ試してみましょう。

ストラップをきつくしてブラジャーを上げ過ぎている

ストラップをきつくしてブラジャーを上げ過ぎている場合も、カップの上辺が食い込むことがあります。

ストラップの役割は、バストを吊り上げるためのものではありません。
あくまでも、ブラジャーの位置を安定させるための補助的な役割を担うものです。

しかし、バストアップのためにストラップをきつくして、正しい位置より上げて着用する人が見られます。
すると、無理にバストが引き上げられるためにカップの上辺が食い込むことがあります。

カップの上辺が食い込まない3つの対策

バストのサイズは定期的に測り直す

女性ですから体重は気になりますよね。毎日測っているという人も多いでしょう。
体重が増えていたら、バストのサイズも大きくなっています。
一説によると、体重が1kg増えるとバストサイズは8〜9mm程度大きくなっているそうです。

当然ながら、1kg減ると反対のことが起こります(個人差はある)。
1〜2kg程度ならすぐに元に戻る可能性もありますが、ブラジャーに違和感が生じた場合は、バストのサイズもきちんと測り直すことをおすすめします。

ブラジャーは正しい位置に着ける

ブラジャーを正しい位置で着用しているかは以下のポイントを確認しましょう。

  • バージスラインとブラジャーのワイヤーが合っていること
  • バックベルトの位置が肩甲骨のすぐ下にあること
  • ブラジャーの前後が上がっていないこと(床と平行になっている)
  • 肩とストラップの間に指1本がスッと入るくらい余裕があること

ブラジャーは試着してから購入する

ブラジャーはできることなら、試着してから購入することをおすすめします。
同じサイズでもメーカーによって、またブラジャーのタイプによっても若干の差があります。

また、素材やパーツの伸縮性の違いなどでブラジャーの着用感が大きく異なる場合もあります。
ブラジャーは長時間着用するものですから、少しの違和感でもストレスにつながりやすくます。

カップの上辺が食い込む人の多くが、自分のサイズを勘違いしている

カップの上辺が食い込むという人は、比較的大きなバストの持ち主に多く、さらに自分の正確なバストサイズを把握していない人が多くいるようです。
自分はBカップだと思い込んでいても、きちんと下着ショップで測ってもらったらDカップだったということがよくあります。
何故、このように自分のサイズを勘違いしてしまうのでしょうか?

その理由は、自分で正確なバストサイズを測ることの難しさにあります。
女性には誰しも、自分はこうなりたいという理想があり、バストも自分の理想のサイズというものがあるでしょう。
自分でバストを測ると、無意識にその理想のサイズに近づくような測り方をしてしまいます。

例えば、私自身の例ですが、以前は太り気味だったため、胸が大きいとさらに太って見えてしまうのがとても嫌でした。
自分で正確なサイズを測っているつもりでも、その意識が働くのか、小さめに測ってしまうのです。
また、私の場合はC70というサイズに固執していたので、無理にそのサイズに合わせていたように思います。

バストのサイズを測るのは、柔らかい脂肪のサイズを測るのですから少しきつく締めたり、緩めたりと測り方によって数センチ程度なら簡単に変わってきます。
そのため長い年月、合わないブラジャーで過ごしていたことになります(現在は後悔しています)。

このような理由から、自分で自分の正確なバストサイズを測ることは難しいのではないかと思っています。
正確なバストサイズを知るには、やはり主観の入らないショップのフィッターさんなどに測ってもらうことをおすすめします。

大きく柔らかいバストの人にはマシュマロラッピングブラがおすすめ!

ブラジャーの上辺が食い込むということは、ブラジャーの上辺がバストの膨らみの上にあるということで、ブラジャーのタイプは3/4カップブラまたは、1/2カップブラです。
(フルカップブラの場合はカップのサイズが小さい場合、前中心が浮き上がったり、脇肉がはみ出たりする)。

最近の女性は、正しいブラジャーの着用方法(背中や脇肉の脂肪をカップに収める)をよく理解しているため、ふくよかな女性は思った以上の脂肪がカップの中に収まることがあります。
さらに、柔らかいバストの場合はジャストフィットしていても食い込んで見えることもあるのです。
そのため、バストが大きく柔らかいタイプの人には、3/4カップブラや1/2カップブラはあまりおすすめできません。

そこで、私がおすすめしたいのはラディアンヌのマシュマロラッピングブラです!

その名のとおり、マシュマロのようなバストをしっかり包み込み、フルカップ並みの安定感でバスト全体をサポートします。
デコルテ部分がメッシュになっているため、一般的なフルカップブラに比べて涼しく軽やか。

また、集めた脇肉をサイドボーンでしっかり支え逃がさない設計になっています。
さらに、着用感が優れているだけでなく、痩せ見えしてくれる嬉しい補正ブラジャーです。

最後に

ブラジャーのカップの上辺が食い込んでいる状態は、見た目の問題だけでなくバストの形を崩す原因となるため、早急な対策が必要です。

補正ブラなんてまだ早い…」と思っている人も多いと思いますが、バストの急激な成長が止まるとされている20歳を過ぎた頃から使用することをおすすめしたいです(補正のためというよりも、育乳のために)。

美しいバストの形は、大変脆くこわれやすいものです。
大切に扱い、美しく育てていくという意識が大切です。

理想のバストづくりをして、バストの形を維持するために、決して早過ぎることはありません。

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