授乳中の楽で飾り気のないブラから解放され、やっとブラ選びの幅が広がる卒乳後!
なんだか嬉しいような一方で、妊娠前とは明らかに変わってしまったバスト(垂れバスト・離れバスト・しぼみバスト・げっそりバスト)に悩み、ブラ選びの難しさに直面する時期でもあります。
この時期をどう乗り切るかが5年後、10年後のあなたのバストを決めるといっても過言ではありません。
卒乳後にバストは具体的にどう変化して、どんなブラジャーを選ぶべきなのか、そのコツとノウハウを1記事にまとめみました。
卒乳後のバストの変化
卒乳後のバストでは、母乳を出すために発達していた乳腺が急激にしぼみ、脂肪に置き換わることで中身がスカスカになったようなバストになります。
伸びた皮やクーパー靭帯(バストを上向きに支えるコラーゲン繊維の束)がその収縮に追いつかず、重力の影響を受けることで乳首が下を向き、バージスラインが消え、バストがたわむ状態に…。
妊娠前・授乳中など、いままで使用してきたブラでは卒乳後の変化したバストには合わず、バストの下垂を加速させてしまいます。
卒乳後には、こうしたバストの変化に合わせたブラジャーを購入することが必須になるのです。
買い替えの目安は卒乳から3週間後
「卒乳後のブラ早く買わなきゃ!」と焦りすぎてはいけません。
卒乳後すぐにブラジャーを買い替えるのも、実はNGなのです。
卒乳から1~3週間はバストのサイズが変化しますから、バストサイズが安定するタイミング、卒乳から3週間以後を目安にブラの買い替えを検討してみてください。
早すぎれば数日使うだけの高い買い物になりますし、遅すぎればバストの下垂を進行させてしまいます。
適切なタイミングで新しいブラを検討して行きましょう。
ここで妥協すると大失敗に!ぴったりのサイズを購入しよう
「ちょっとくらいサイズがあわなくてもまぁ良いか」卒乳後は、そんなちょっとした妥協が垂れ胸加速に加担します。
サイズが大きいブラを選べば着用時にずれてせっかく集めたお肉が脇・背中へと流れますし、サイズの小さいブラを選べばお肉がハミ出して脇や背中に逃げてしまいます。
だからこそ、ジャストサイズのブラを付けることが大前提になってくるのです。
ブラを付けて測る方法もありますが、間違ったブラを付けていれば意味がないため、より確実な以下の方法でバストサイズを測ってみてください。
- ブラを外し鏡の前に立ち(出来れば全身鏡が良いです)姿勢を正して直立します。
- お辞儀をするように前かがみになり、腰を90度に曲げるようにします。
- 2の状態でメジャーが斜めになっていないか水平になっているかを鏡で確認して、アンダーバストと、トップバストを測りましょう。
- トップバストとアンダーバストの差があなたのブラジャーのカップサイズです。
バストをすくい上げる構造のブラ
卒乳後のバストの変化でご紹介したように、卒乳後はバストが下垂し、バージスラインが消えてバストがたわんでしまった状態です。
このままの状態でブラを付けてもバストがカップ内で散らばるだけでなく、持ち上げることすらできず、バストをほとんど保護できません。
これ以上垂れさせず、かつバストを綺麗に魅せるためには、たわんでしまったアンダーバストの隙間を補い、上に持ち上げてくれるようなパッド内蔵型ブラが役立ちます。
垂れたバストが下からグッと上に持ち上げられ、バストの位置が上がることで、デコルテもきれいにふっくらとさせてくれますよ。
背中・ワキ・お腹への肉流れを予防するブラ
卒乳後のバストは締まりがなく、左右下に散らばりやすい状態です。
背中・脇・お腹への肉流れが発生しやすいため、脇高構造、背中から脇下からバストへとお肉を寄せ集める効果のある補正ブラを検討してみましょう。
お肉が正しい位置に戻ることで、ふっくらバストへの改善が目指せます。
ブラトップ・ノンワイヤー・ワイヤー入りおすすめは?
授乳中も楽なブラに慣れてしまって、なかなかワイヤー入りブラに戻れないという方も多いよう。
ですが、垂れバストの補正力としてはタンクトップやキャミソールにブラが内蔵されたブラトップは、ノンワイヤー<ワイヤーに比べると劣ります。
どうしてもワイヤー入りブラジャーを付けることに抵抗があれば、補正力のあるノンワイヤーブラから体を慣らし、慣れてきたところで日中にはワイヤー入り、就寝時にノンワイヤーのナイトブラと使い分けられるようになると理想的です。
最後に
ここまで卒乳後のブラの選び方をご紹介しました。
とはいいつつも、バストの形やサイズは人それぞれですから、自分だけで選ぼうとなると不安な点もきって出てくることでしょう。
そんな時には、いつでも専門店にてご相談するがベストです。
新しいステージをより豊かに楽しめるよう、あなたの魅力をもっと引き出すお手伝いをさせて頂ければうれしいです。