洗濯機でブラジャーを洗うとバストが潰れてしまう!?

どのメーカーもブラジャーは手洗いが必須と主張しますが、なぜ洗濯機を使ってはいけないのでしょうか?洗濯機がブラジャーに与える影響、そしてそのブラジャーがあなたに与える影響、この二つを知ればあなたも手洗い派に生まれ変わるはず!

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あなたは手洗い派?洗濯機派?

どのメーカーも、ブラジャーを長持ちさせる為という理由で手洗いを勧めています。

その一方で、手洗いなんて必要ない、洗濯機で十分という方もいます。

私は手洗い派の一人なのですが、あなたはどちら派でしょうか?

私はブラを手洗いなんてしたこと無いです。

ブラ用の洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗ってますよ。

http://chiebukuro.yahoo.co.jp/、Yahoo!知恵袋

私はネットに入れて普通の洗濯物と一緒に洗ってますが、一切支障ない。

http://chiebukuro.yahoo.co.jp/、Yahoo!知恵袋

上記のような意見が出てくるように、毎日手洗いすることがめんどくさかったり、漠然と「長持ちさせる為」と言われてもなかなか納得できずに洗濯機で洗ってしまう方も大勢いらっしゃると思います。

しかし、洗濯機を使ってブラジャーを洗っていると、バストに良くないのですのです。

めんどくさくても手洗いは必須という事実に納得できるように、なぜ洗濯機がダメなのか、洗濯機でブラを洗うことのデメリットを説明させていただきます。

洗濯機でブラを洗うことのデメリット

洗濯機でブラジャーを洗うことの何がいけないかというと、洗濯機の脱水機能がある為なんです。

洗濯機は、洗濯物を回転させることで発生する遠心力によって脱水します。高速で回転した洗濯物は洗濯槽の壁面に押し付けられ、洗濯槽に空いている小さな穴から水分だけが外に飛ばされて脱水が完了します。

この時の遠心力はとても強く、重力の2〜3倍の力がかかっているとも言われています。

ですから、遠心力によって他の衣類とともに洗濯槽の壁面に押し付けられ、ブラジャーには強い力がかかり、アンダー部分のゴムが伸びてしまうなど変形してしまうのです。

最新の高機能な洗濯機ほど脱水の速さやを売りにしていますが、そういった洗濯機ほど衣類ににかかる負荷が高く、より早くブラジャーを劣化させてしまうことになります。

一度のお洗濯では気づけないほどの小さな変形でも、繰り返すことで購入当初とは全然違う形になっていきます。

そして、気づかないうちに変形していくブラに合わせて自分のバストラインも変形し、崩れていきます。

洗濯機の中で他の衣類と絡まってしまうとアンダー部分のゴムや肩紐が伸びてしまいますし、ホックが他の衣類に引っかかればサマーニットが破れてしまうかもしれません。

お気に入りの衣類を守る為にも、正しい手洗い方法をマスターしましょう。

正しい手洗い方法

まずは洗い方

  1. 大きめの容器に30℃程度のぬるま湯を入れます
  2. 洗剤を入れ、手でかき混ぜて泡立てます
  3. ブラジャー全体を洗濯液に浸け、水中で振り洗いします。
  4. 汚れのひどい部分は軽く押して洗うか、つまんで洗いましょう
  5. 汚れが落ちたらぬるま湯を捨て、新しい水でよくすすぎましょう

いつまでもカップ部分をキレイな形で保つために、もみ洗いやねじり洗いは避けましょう。汗や皮脂などはふり洗いするだけでもしっかり落ちますので、ゴシゴシと洗う必要はありません。

また、すすぎも十分に行ってください。洗剤が残っていると黄ばみや色おちの原因になってしまいます。

次に脱水

ブラジャーを洗い終わると水が滴っている状態ですが、この状態で絞ってしまうとせっかく大事に扱った手間が台無しになってしまいます。

大きめのタオルを用意して包み込むようにやさしく水気をとってください。

そして重要な型直し

このステップはブラジャーの型崩れを防ぐ為にとても重要です。

ブラジャーが乾いてしまう前に、刺繍部分やレース部分、カップの形などを整えてください。

最後に干し方

カップ下側の伸びにくい部分を左右1箇所ずつ洗濯バサミで挟み、逆さまに吊るすようにして、直射日光が当たらない場所へ干しましょう。

直射日光による紫外線は、黄ばみや色あせなど、素材を傷める原因となるので避けてください。

なかなか出会えない素敵な1枚こそ、長持ちさせましょう

女性の体は千差万別です。

一方、ブラジャーはサイズ毎に決まった型を元にして作られていますので、同サイズの全ての女性にフィットするという訳ではありません。いつものサイズ表記で買ったのにフィットしなかった、なんてことは良くありますよね。

そんな中で自分にぴったりフィットして、デザインも気に入ったブラに出会えたなら、それはとても幸運なことなのです。

しっかりフィットするブラにはなかなか出会えないからこそ、長持ちさせる必要があるのです。

せっかく、ぴったりフィットするブラと出会ても、洗濯機でのお洗濯を繰り返すことで変形していき、次第に自分の体に合わなくなっていきます。

そして、変形しながら合わなくなっていくブラを使い続けることで、バストラインも一緒に崩れていくことになってしまいます。

自分のバストのために、今しっかりフィットしているそのブラや、大切なお気に入りの1枚だけは優しく手洗いしてあげてください。

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